2017年10月1日日曜日

チーンとお尻英語

ハワイにはよく夫ママが遊びに来てくれた。 クリスマスやお正月を一緒に過ごすことが多かった。
私が乳がんに罹り、まだ闘病中だった頃にクリスマスに来てくれた。
いつもたくさんプレゼントを持って。

「これはチベットで使われていて、病気を治してくれるんだって!!あなたの為に探して買ってきたのよ!」
「え?そんなのあるの?わあ、ありがとう」
と袋を開けた出てきた物は仏壇にあるチーンと鳴らす金属でできたボウル。

チ~~ン

ついてた(棒)もおいてあった(座布団)も同じだ。

マム、これ、絶対に違う…… 

「お店の人がチベットの病気を治すヒーリングだって言ったのよ、CDも買ってきたのよ」
CDはなんと延々チーン、チーン、チーン、時々チリリーン。

ええええ~?なんか騙されてるっぽい。 
説明した。

「これはね、日本では亡くなった人のために仏壇というものを置くんだけど、お線香をあげるときにチーンってならすの、これ全く同じものだと思う」

「え~!亡くなった人のためのもの…」
「あなたの病気を治すために探したのよ、なんて言って開けたら、これ~!」

ちょっと、シーンとなった後、爆発的大爆笑になった。

「ごめんごめん、知らなかった~知らないわよお!でもルーツはそこから来ているのかもしれないよね」
「そうかも、魂を癒すような感じになったのかな?」

 調べてみないとわからないが、正式名称は(鈴 りん)というそうだ。
Googleで(お仏壇でチーンと鳴らすもの)と皆さん検索していました。良かった、知らないのは私だけかと思ってた。

 CDがあまりにも延々チーンチーンと鳴ってて、しかもそれを気に入ってかけるので、やめて~と。

 夫ママはアジアの怪しい感じのお店が大好きで、奇妙なスカーフやインセンスもよく買っていた。
そしてなぜか私や母に(日本風の変なもの)を買ってくれる。
私の母(日本人)にサムライと書かれた侍の絵のついた手提げバッグとか。

「いや~!なにこれ!!」と母はよく叫んでいました。今考えると夫のスケロクTシャツのセンスは遺伝だ。

 お仏壇といえば、夫も日本食材店で

「この花綺麗だから買おうか~」と花束を手にとった、
「ちょっと、それ、違う!お仏壇用…」
「え~わからなかった!白と黄色の菊が入っていて綺麗だなと思ったんだ!」

 確かにわからない。日本人だから菊イコールお仏壇のイメージだけど、外国の人にはそういうイメージはないと思う。
日本食材店にはお盆の時期はこういうお花やお供えのお菓子も売ってた。

 一番驚いたのは、ある知人
お仏壇を収納用に、しかもワイン入れにしていたのだ。

「こんなに良い家具が捨ててあった拾ったんだ!」って。え~~~!!
確かにお仏壇は両開きの扉がついてる、小さい家具。

 説明したけど、アイドントケアだって。別に~って感じで。知らなければいいのかな?こういう感覚はわからない。

 それから驚いたのは(墓場)のイメージは怖いとか暗いではなくて楽しい場所なんだそうだ。

 「楽しい~イメージ??なんで~~」
「芝生があって綺麗だし、子供が遊んだりするよ」

何年アメリカに住んでいてもびっくりすることはまだ出てくる。

おしりな英語

スラングのお話

 アメリカにはそれはそれはダーティー(いやらしい)系のスラングが多い。同じくらい罵倒語もある。
おしりの言い方もかなりあるのですが、Assはかなり悪い言い方だ。
お尻って言うニュアンスじゃない(ケツ)です。

 ある日、夕食のときにふと「ねえ、Bad Assってどういう意味? 忘れちゃった」と聞いたら(というか家族で夕食の時の話題ではない、我が家はわりとこんな風)

「たしか意味があったよね、悪いケツじゃなくて」と聞くと『タフ』って言う意味だだった。、『タフな強いやつだぜ』みたいな感じだ。

「じゃあどうやって使うの? He has a bad ass? と聞くと、 No...He is a bad assだよ。
と餃子を食べながらAssを連発。 

 意外とこういう言葉知らないなあって思って

「じゃあ、日本語でさあ、けちな奴って感じでケツの穴が小さいっていうんだけど、英語はちがうよね? スモールアスホールなんて聞いたことないもん」

Ass Holeはよく映画の中で聞くと思う。 『くそ野郎』なんて感じのメッチャ悪い言葉だ。 紳士、淑女の皆様はお使いになりませんように。

 しかも、Ass holeは 日本語の「あっそー」に発音そっくりなのだ。 
ハワイの観光地できれいな日本人ツアーの人達が「あっそ~!あっそ~!」と連発していてドキッとする。  

『ケツの穴が小さい』は、なんとtight ass  Tightはきつい、硬いという意味。
『ケツが硬い』ほ~~~なるほどね。

基本は似ているんだな。 Tight=けちは知ってますが、ここにもAssつけとる~とか笑いつつ味噌汁ごくごく。

「アメリカ人はどれだけ尻が好きなのよ」と私。 
「日本語だって尻が青いってあるじゃない」と夫。
「あ、じゃあ尻が青いって英語でなに?」と聞くと

『He ie Green』だって。 

緑!! 惜しい~青じゃないんだ!しかもそこには尻つかないんだ!
食事中は3人でこうやって日本語英語で盛り上がることが多い我が家だ。

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